鍋割山 [登る]
●鍋割山のトウゴクミツバツツジ
大倉尾根からどう抜けるか。塔の岳には行くつもりはなく、通ったことのない戸沢山荘へ下ろうか、それとも金冷しから鍋割へ行くか。花立山荘でお昼をとったら、来た悪い道を下るのがいやになって、鍋割に向かってしまった。
結果は正解で、人の数も100分の1といった感じで、木の花も豊かだった。野草は端境期だろうか、あまり見ることはできなかったが、下山した後の西山林道歩きも、木の花が目を楽しませてくれた。
●大丸付近のヤマザクラとマメザクラ
●時季なれば、ここからの富士の眺めがすばらしい。
この日の天気は曇りから午後には晴れ、という予報だったが、花立山荘からうかがう鍋割方面は雲の中。到着した鍋割山でも、当たり前のように、見える方角に富士山の姿はなかった。そのかわり、シロヤシオをお目にかかることができた。ラッキーだった。このあとミツバツツジはたくさん見ることができ、檜洞丸に出向かなくても許せるか、と思ったほどだ。
●山頂手前のブナとコバイケイソウ
金冷しから鍋割山への尾根道にはシロガねソウがおおい。
●ケマルバスミレとタチツボスミレ(下2つ)
●ネコノメソウ
後沢乗越から西山林道を大倉まで四十八瀬川に沿って2時間ひたすら歩くが、途中の木々(ヤマフジ、ヤマツツジ、ミズキ)、テンナンショウがなんとか足を進ませてくれる。
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