渋沢丘陵と蕎麦 [歩く]
年の瀬の1日、今年最後の歩きに、渋沢丘陵へ足をのばした。暖かな日差しのもと、空気も澄んでいて、丹沢の表尾根は蛭ヶ岳までよく見えた。
富士山もところどころに顔をのぞかせ、とっくに終わっていたと思ったガマズミも、どうしてどうして、景色に鮮やかに色を添えてくれていた。
今日の歩きにはもう1つ目的があった。
この9月、上大井で恒例のソフトボール合宿をしたが、帰る日の朝は必ず宿舎前の農産物売店に顔を出す。そこで渋沢の蕎麦屋の女将さんに逢い、案内され、機会があったら訪れてみたかったというわけ。お店「くりはら」は蕎麦通には知られた処のようで、場所柄、車で来る客が多い。門口に通じる敷石には水が打たれ、落ち着いた構え。
蕎麦を待つ間に卓には漬物と箸が出された。「これは洗い箸ですょ」とのことだったが、いい感じだった。食後には立派なみかんを振舞われた。
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