香る [植物]
この時季、"匂う”はスイートピー、スイセン、ウメ――わが家周りの香りである。
今季のスイートピーは、気温がままならず、生育が遅れているため農園は苦労している。だから、市場への出荷はともかく、個人が求めに行っても、必要数がまとまらない。値段も若干高めとか。スーパーにも出始めたが、1本100円といった感じ。でも、年末から年始と、なんとか家では欠かすことなくきている。年末に、農園のおかあさんからいただいた新種のピンクのスイートピーは美智子妃が気に入られた色・香りとかで、先年、県の関係施設を訪れられたときのことで、その後、県を通して美智子さんに贈られたそうだ。
スイセンは、爽やかな和の香り。公園はまだわずかしか咲いていないが、近くのスイセン山はとっくに満開で、傍を通ると、ほどよく匂ってくる。
いままで気付かなかったが、公園入口の紅梅が満開で、寄ると香がただよってくる。これからは、あちこちの梅の木が、存在を主張するのだろう。
香りといえば、3月下旬ころ、天気の良い日、スイートピー温室の開けられた天窓から匂い立つ香に、今年こそ身を置きたいものだ。
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