SSブログ

滝子山(たきごやま) [登る]

●初狩駅から滝子山(右端)や西方の笹子雁ケ腹摺山、笹子峠方面を望む16:44初狩駅から滝子山を望むs.jpg
央線の初狩駅を通過するときにいつも眺める滝子山1620mに、いつかは登ってみたいと思っていた。歳からすれば、もっと早くに登っているべきだが、なかなかチャンスがなかった。
IMGP0244s.jpgIMGP0252s.jpgIMGP0266s.jpgIMGP0271s.jpg
すみ沢に沿って高度をあげていき、防火帯をすぎると、為朝伝説の鎮西ガ池にでるが、この防火帯は一面ヨツバヒヨドリの枯れ原だった。5月ごろは、さぞやアサギマダラが群舞することだろう。再訪をそそる光景!
12:22ヨツバヒヨドリの原(防火帯)s.jpg
全山紅葉というにはまだ早かったが、ところどころで出会う色彩は鮮やかだった。
錦秋_パノラマs.jpg
IMGP0332s.jpg
滝子山頂上から北へ、大谷ガ丸、ハマイバ丸と、先は大菩薩へとつづく。
期待の富士山の姿はほんの裾処だけ、手前の三つ峠山の稜線ははっきりしていた。(檜平から)
IMGP0372檜平s.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

鍋割山 [登る]

トウゴクミツバツツジs.jpg
 ●鍋割山のトウゴクミツバツツジ
倉尾根からどう抜けるか。塔の岳には行くつもりはなく、通ったことのない戸沢山荘へ下ろうか、それとも金冷しから鍋割へ行くか。花立山荘でお昼をとったら、来た悪い道を下るのがいやになって、鍋割に向かってしまった。
結果は正解で、人の数も100分の1といった感じで、木の花も豊かだった。野草は端境期だろうか、あまり見ることはできなかったが、下山した後の西山林道歩きも、木の花が目を楽しませてくれた。
トウゴクミツバツツジ1s.jpg
ヤマザクラs.jpg
 ●大丸付近のヤマザクラとマメザクラ
IMGP9040マメザクラs.jpg
鍋割山頂s.jpg
 ●時季なれば、ここからの富士の眺めがすばらしい。
この日の天気は曇りから午後には晴れ、という予報だったが、花立山荘からうかがう鍋割方面は雲の中。到着した鍋割山でも、当たり前のように、見える方角に富士山の姿はなかった。そのかわり、シロヤシオをお目にかかることができた。ラッキーだった。このあとミツバツツジはたくさん見ることができ、檜洞丸に出向かなくても許せるか、と思ったほどだ。
シロヤシオツツジs.jpgシロヤシオツツジ2s.jpg
ブナの森s.jpg
 ●山頂手前のブナとコバイケイソウコバイケイソウs.jpg
シロガネソウs.jpg
金冷しから鍋割山への尾根道にはシロガねソウがおおい。
ケマルバスミレs.jpg
●ケマルバスミレとタチツボスミレ(下2つ)
タチツボスミレ1s.jpgタチツボスミレ2s.jpg
ネコノメソウs.jpg
                                              ●ネコノメソウ
後沢乗越から西山林道を大倉まで四十八瀬川に沿って2時間ひたすら歩くが、途中の木々(ヤマフジ、ヤマツツジ、ミズキ)、テンナンショウがなんとか足を進ませてくれる。
西山林道ミズキs.jpg西山林道テンナンショウ1s.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

大菩薩の霧氷 [登る]

霧氷6:23s.jpg
月の「登ろう会」は大菩薩だったが、3度目の正直で登ることができた。雨、雨で中止続きのお陰で、稀有な場面に遭遇できる山行になった。
南アルプス13:20s.jpg丸川峠から13:32s.jpg

異常気象かどうか、台風が太平洋岸を北上中ということもあってか、“この時期”に霧氷を見る。
昨日は雲の中のような大菩薩峠で小屋周りの写真も撮らずに入室したから、朝一番外に出て、びっくり。写真でしか見たことがない霧氷!「昨夜は零下2℃」と小屋の若主人の言だが、昨夕介山荘についたころ零度だったから、夜はもっと冷えていただろう。
登りは丸川峠~大菩薩嶺~大菩薩峠、下山は上日川峠経由だったが、途中、福ちゃん荘付近では、唐松などの枝についた霧氷が風にあおられて雹のように降り、トタン屋根にバラバラと音をたてていた。
昨日の頂上付近では15cmほどの積雪(9、11日に降る)があったが、下山道にはなく、南アルプスも遠望でき、たいへんラッキーな山行だった。
大菩薩嶺2057ms.jpg大菩薩嶺2057m
トウゴクミツバツツジs.jpg
 ●トウゴクミツバツツジ 11:19
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

乾徳山2031m [登る]


イミングがなかなか合わずに、「歩こう会」ほどには「登ろう会」に参加できない。乾徳山ははじめての山で、許せば前日に大菩薩に泊まって翌朝に仲間と合流と思っていたが、小学校の同窓会が入ったため大菩薩はあきらめた。
塩山からタクシー2台で6人が着いたのが大平牧場9:30。富士山を見ながらの登りは、好天と相まってすばらしい。予想した寒気もさほどではないし、白根三山の眺望もこのとおり(下の写真)。金峰山の五丈岩も肉眼でOK。北岳の手前に横たわる峰(鳳凰三山)の突起は地蔵のオベリスクか。
 
乾徳山は岩でできた山。登りの道満尾根まではさほどの岩道を感じなかったが、ここから山頂へ至る道には鎖場が2つ、10mの鎖で大岩を登る山頂、下山も岩石渡りみたい道だった。
 
 ●頂上付近の鎖場12:25            ●金峰山五丈岩(拡大)
 
 ●頂上直下の鎖場

 ●徳和登山口に下りた目の前の山(山名不明)はカラマツの黄色で彩られていた。


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

仙水小屋に昼弁はなし。 [登る]


沢峠付近には、メイン通り(?)長衛荘があり、仙水峠への道に入ったところに北沢駒仙小屋(古い資料では北沢長衛小屋)がある。戸台道方向には大平山荘がある。
私たちが泊まった仙水小屋は仙水峠との中間点にある。 他の小屋は経験していないが、仙水小屋はこぎれいな山小屋で、部屋も寝具も、トイレも使い勝手のいいものだった。1泊2食6500円。「夕食は、外のテーブルだからカレーライスだねぇ」なんっていってたら、どうしてどうして立派なお膳だった(下の写真の上が夕食)。鯵フライ1/4身と茄子、ポテトサラダ、お刺身がまぐろ1切れ・ボイルイカ・とり貝、炊いた大根などに、たっぷりの味噌汁。ご飯はお代わり自由で、美味しかった。もちろん、お代わり!
4時からの朝食膳(写真のカコミ下)の白い四角は納豆。ほかに、山女の素揚げ、卵焼き、味付け海苔などに味噌汁・ご飯。
ここで注意!仙水小屋は、10年前から昼弁を出してていない。ご主人の弁「インターネットは困る。古いままの情報が流れていて、これを基にやってくる。」 だからか、代わりに1個200円の天然酵母パンを何種類か用意している(ラベルに販売者・愛知県半田市とあった。賞味期限11/2)。昨日、登りで追い抜いていったアルバイトのボッカさんが上げてきたもだろうか。

14:05

長衛荘駒仙小屋
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

甲斐駒ケ岳 [登る]


                                   ●朝日に立つ摩利支天・駒。仙水峠で5:41
人で行くのはあきらめていた甲斐駒へ、古希の齢になって実現できたのは幸いだった。6月の秋田駒、7月の大山と、こんな年も、もうないだろう。
7人組、昨日の朝6:03の相模線にのって、甲府から9:30発バスで広河原へ。いまや南アルプス市になった市営バスに乗り換えて北沢峠へ着いたのが12:55。 今夜の泊まりの仙水小屋までは45分の道のり。夕食が16:30、朝食が4:00だった。
行きは期待いっぱいだが、帰りのバスは疲れる。マイカーで山行する人は、ほんとにタフだと思う。

天気に恵まれた。極端に暑くなく、シャツを脱いだり着たりで調整できる程度。紺碧の空と白い雲。写真には雲は大切な小道具だが、今回は大道具並みの役を果たしてくれた。
次の4枚は、好きな山・鳳凰三山と富士山が役者である。地蔵のオベリスクは終始顕かだった。

 駒津峰登り7:00

 駒津峰の頂上付近から7:39

 駒への登りで9:20

 駒頂上から10:11

南アルプスは3度目。北岳へは妻と2人で広河原から登り肩ノ小屋泊で戻った。鳳凰三山へは今回のグループで、タカネビランジを愛で、北岳を横目にしつつ青木鉱泉へ下った。
甲斐駒へは、仙水小屋を5時に出発。仙水峠から駒津峰を経る標準コース。六方岩からは2人で直登の途をとり、摩利支天コースを下山した。爽快な登りだった。頂上9:35。途中休憩をいれて、あっという間の55分の登りだった。
直登途

●登りの分岐8:41                ●六方岩と駒津峰を望む                   

●六方岩を見下ろす8:45            ●ポッカリ、石の向こう側が途8:51           

●ざっと15分登った。8:54            ●大岩の縁をすすむ相棒9:03

●向こうは北岳                  ●「甲斐駒ケ岳標高2,967米」

                    中央アルプスを望む。中央は木曽駒・宝剣岳

                   北岳から仙丈岳へ。間に塩見岳がポッコリ。

                   北岳、間ノ岳と白峰三山の襞が美しい。

                   北岳は尾根道がはっきり。肩の小屋も見える。

                     仙丈岳はカールが雄大、すばらしい。

                                 7:41、駒津峰から仰ぐ駒と摩利支天。


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

伯耆大山-山行 [登る]

 
●登りの途中、行者岐れから覗き見た北壁(11:22)。崩壊は大規模だが、稜線は雲の中で、荒々しさはもうひとつ。下山して見たパネルはこんな具合だった(16:39)。

勢9人、スパッツだけつけて9:30に駐車場を出発し、夏山登山道を採る。下りは、途中の様子と他の登山者情報から、行者岐れから元谷への行者コースに変更した。計画の第2案(第1案はこの逆)を採ったわけだが、天候(前日は土砂降りだったそうだ)次第で夏山コースのみのピストンを考えて登ったが、結果は正解だった。
ガイド書によると、行者コースは“下り”を薦めないが、“上り”ほうがきつい気がした。ただ、雨にぬれた場合の丸太階段は要注意そのものだ。が、この元谷への道は紅葉のトンネルですばらしいそうだ。


●五合目の祠・山ノ神11:14。ここには、東の尾根から上る日の出の遥拝所があったという。

●元谷と雲の中の宝珠尾根(11:42)。帰路ははここに下りた。

●ガスの中の九合目付近の木道(12:49)とダイセンキャラボクの純林(12:55)

●ガスの中の頂上避難小屋(12:58)と一石運動の石置き場

●弥山(1709m、13:03)と昼食をとる広島からのグループ。

●元谷から仰ぐ北壁15:24。相変わらず、稜線は雲の中。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

秋田駒ケ岳 [登る]


●花の駒を代表する大焼砂のタカネスミレとコマクサの向こうに、男岳、横岳、そして馬場の小路
間の秋田駒行きに合わせられなかった“残念”をカバーすべく、天気予報を見計らってひとり出かけた。快晴のうえに、予定外の八幡平を歩くことができて、満足。ただ、予定していたコースを1日目で歩いてしまい、足が重くなって2日目を八幡平行きに切り変えた分、撮り残しの花、撮り損ねをいくつもつくってしまった。“後悔先に立たず”だが、 はたして「次の機会に・・・」が実現するだろうか。
 
●八合目小屋と笹森山11:18         ●湯森山の向こうに岩手山を望む11:36 
家からは、最速で田沢湖駅10時。すぐ出るバスに乗って、駒八合目が11:04着。一期一会で、日帰り予定の東京・Fさんと新道(片倉コース)を歩き出す(11:16)。片倉岳展望台で、もやっている田沢湖を眺め、 いよいよ両側花の道を阿弥陀池へ向かう。
 11:46

ミヤマダイコンソウ、コイワカガミなどが満開のゆるやかな登りを過ぎれば、左に男女岳の西面が現れ、そして阿弥陀池に着く。

 ●阿弥陀池へ12:20              ●阿弥陀池際の避難小屋

秋田駒ケ岳という山はなく、主峰の山は昔は男岳(1623m)だったそうだが、いまは男女岳(1637m)。そこでまず、のっぺりした男女岳を往復。男女岳には
登らないFさんとはここでお別れ。昼食後には男岳へ向かう。

 ●男女岳から横岳方面
12:45        ●阿弥陀池に映る男女岳13:28 
男岳頂上には駒形神を祀る石の祠がある。ここからの眺めは360度、鳥海山も見えるというが、今日は残念・・・!
 
 ●男岳の登り。タカネダイコンソウ、ミヤマキンバイと横岳、大焼砂、小岳、馬場の小路13:38
 
 ●男岳の駒形神13:48             ●五百羅漢方面・田沢湖を望む13:58

男岳からは馬の背経由で横岳、焼森、そして八合目へのつもりが、シラネアオイに惹かれて火口原、馬場の小路の小道へ下りたのが間違いだった。結果、大焼砂の火山砂礫を登ることになり、ここで足にトラブルを起こし、八合目まで難儀した(16:35着)。

 ●チングルマが彩る馬場の小路14:39

 ●馬場の小路の駒池14:42          ●難儀な大焼砂を振り返る15:23

 ●青空の下、八合目へ16:33         ●お世話になりました、ビルケさん
17時の終バスには余裕があったが、反省多々!!それにしても、登山口の水を何杯飲んだことか。
今夜の宿は田沢湖スキー場前の「ヒュッテ ビルケhttp://www.hana.or.jp/%7Ebirke/初めてのお宿だったが、ご夫妻とも気のいい方々で、すっかりお世話になってしまった。25年の歴史をもつという。奥さんが管理しているホームページも役立ち情報がいっぱいで助かった。ご主人はいま、玉川温泉ビジターセンターの館長をされている。明日は、車に同乗させていただき、玉川温泉へ行く。ところで、「大焼砂は下りで使うのがベター」とは、ベテランの奥さんに教えられたこと。納得。


 


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

幕山--梅と桜と椿と [登る]

いずこも河津桜は満開だが、新橋駅前のサクラも満開とか。ここ幕山公園では2本のサクラが満開だった。何桜かはわからなかった。


このウメは楊貴妃。ともにバラ科のサクラにも楊貴妃がいる。同じように、小町もたくさんいるから、美人の名前は重宝だ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

猫越岳のブナたち [登る]


末の28日に登った三蓋(みかさ)山の尾根つづきにある猫越(ねっこ)岳1034mと猫越峠へKさんに連れられて登った。家を5時に出発、8:40仁科峠(標高900m)に車をおく。風速予報10mに間違いはなく、強風にさらされて歩いた。だが、アセビ(ツツジ科)のトンネルは結構おとなしく通してくれる。

 ●仁科峠標高900m               ●後藤山994mまで30分の登り


 ●いくつものアセビのトンネルをぬける。

今回の狙いもブナ(ブナ科)。隣の山なのに、三蓋(みかさ)山のものにくらべて荒々しいブナが多いように思える。
こんなブナを見たことがない。とても一抱えできない太い枝を水平に長く伸ばしているのだ! 主幹が倒れているわけではない。その水平枝からまた太い枝を斜め上に伸ばしている。公園樹なら、とっくに支えが当てられているはずだ。自らの枝で地面を支えているわけでもない。なんとも、言いようがない迫力。これを書いていて、改めてその偉大さに感服するとともに、もっとじっくり見てくるべきだったと反省しきり。

当初行く予定だった引手頭1014mは時間不足であきらめたが、ブナ山そのものといった山容はやさしく美しい。次回の楽しみにとっておく。


 ●ブナの新芽                   ●ブナの実の殻

達磨山高原からの富士山・駿河湾そして沼津アルプスの眺めは一級品だ。その沼津アルプスを裏から眺めた夕景もいい(西伊豆スカイライン土肥駐車場)。


 
  ●ブナとアセビと富士山



 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。